あにえろ

見習い狼使いの少女、エリザが迷い込んでしまった古代のダンジョン―― そこは触手やトラップ、さらには怪しげな騎士団が暗躍する謎の大空洞だった。 触手に犯され仲間を産み増やすことが出来る『孕姫』となったエリザは、 他の孕姫や相棒の魔狼ジュピリーたちと共に、地上を目指して歩き始める。

現実とは違うどこかにある絵本の中の世界『オトギノクニ』―― これは、その不思議の世界に調和をもたらす為の冒険の物語。 人間たちが想像を膨らませることで生まれ、力を得てきたおとぎ話の登場人物たちが暮らす世界『オトギノクニ』。 主人公は強力な力を持っていたためにオトギノクニに迷い込んでしまった平凡な青年。 主人公が持っていた強力な力とは「エルマイト」。オトギノクニにおける聖なる力。 このエルマイトと、相反するディマイト（悪の力）の２つのバランスでこの世界は成り立っていた。 今、そのバランスは崩れ、オトギノクニに異変が起き始めていた… 歪んだ世界を戻すため、絵本の中の少女たちとの冒険が始まる！ オトギキャラが美麗イラスト＆ミニキャラでよみがえる!! シンデレラ、赤ずきん、不思議の国のアリスなどの童話のその後を描く童話系本格ファンタジーRPG『オトギフロンティア』！

この街では不思議なことが起きる。 被害者は女性のみで、体が勝手に動き、取りたくもない行動を取ってしまうという話だ。 人死にが出るような話ではないので、大きく事件として取り上げられることはない。 しかし、被害者たちにとっては死にたくなるくらいに恥辱に塗れた経験だろう。 ある少女は人前でいきなり自慰に没頭したり、 またある女性は痴女の様に見境なく男性を襲ったり、 愛したくもない男を愛していることにされてしまったり、 学園の性欲処理役を義務付けられてしまったりと、 その方向性は被害者の尊厳を踏みにじる方向でまとまっているものの、 行動としては多岐に渡っており、公的な機関は事件に関連性は無いものとしてきた。 何より、傍目には被害者たちが自ら進んでそうしているようにしか見えないのだ。 だからなのか、ただ面白可笑しく脚色される噂や都市伝説の類が最も的を射ていた。 「きっと超能力者みたいなヤツがいて、男たちの欲望を叶えてやっている」のだと。

その屋敷に足を踏み入れたものは、美しき女性へと姿を変えられ少女のメイドへと生まれ変わる。財宝の噂を聞きつけ廃れた館に踏み入ったトレジャーハンターのバレット。彼を待っていたのは数多のメイドを侍らせ不思議な雰囲気をまとった少女だった。少女の力で行きつけの酒場で働くアーニャの姿に変えられたバレットは、少女のふたなりペニスに子宮奥深くまで犯され女体の快楽を植え付けられていく…。

「離しなさい、このっ……！」 魔界にある、とある地下室。 全身に絡みつく触手にどうにか抵抗すべく、悪滅師‘青月昌子’がもがいている。 昌子は‘悪しきもの’との戦いで不覚を取り、引きずり込まれてしまったのだ。 「くっ……あの子がいれば、こんなことにはっ……」 脳裏をよぎるのは、頼れる相棒――‘芦屋ミチル’。 ちょっとした意見の衝突をきっかけに単独行動し、そして失踪した少女だ。 あの子さえいれば、こんな触手なんて……！ 昌子が内心で嘆いたとき、地下室に1人の少女が入ってきた。 「お久しぶりでぇす、昌子さん♪」 「ミチルっ……！？ あなた、どうしてここにっ……」 それは、失踪したはずのミチルだった。 昌子は助かったとばかりにミチルに声をかける。 しかしミチルは、可愛らしくもどこか薄ら寒い笑みを浮かべるばかりだ。 「くくく、無駄だぞ。その娘はすでに俺の虜よ」 「っ！？ 貴様、何者だっ！」 いつの間にかそこに存在していた、異形と言うべき姿――悪しきもの。 異形は、触手に絡みつかれた昌子を見下ろし、いやらしいと笑みを浮かべていた。 「俺の名前はギニョル」 「触手の王であるニョルヒム様にも認められた、超一流の触手ブリーダーだ」