あにえろ

8月1日――――。 西村達郎は結婚して3年目の妻、美奈子を連れてふるさとの村へと帰郷していた。 休暇を利用したただの里帰りのつもりだった。 しかし、そこで出くわしたのは過去に達郎を絶望に追いやった男、岩崎だった。 昔のことなどなかったかのように明るく振る舞う岩崎――。 そんな矢先、達郎が病に倒れ寝込んでしまう。 美奈子は看病をしながらも、外で岩崎と会う回数を次第に増やしていく…。 岩崎の中に潜む闇に一切気付くことなく、彼に惹かれていく美奈子。 初めての浮気を知ったとき、彼女の行き先はもう、転落しかなかった――。

自然豊かな山あいにある白い家。 少年は美しい姉妹とその母に出会い、ともに暮らすことになる。 姉妹との楽しげな日々。 しかし、少年は知らなかった。 そこには秘密があったことを…。

この街では不思議なことが起きる。 被害者は女性のみで、体が勝手に動き、取りたくもない行動を取ってしまうという話だ。 人死にが出るような話ではないので、大きく事件として取り上げられることはない。 しかし、被害者たちにとっては死にたくなるくらいに恥辱に塗れた経験だろう。 ある少女は人前でいきなり自慰に没頭したり、 またある女性は痴女の様に見境なく男性を襲ったり、 愛したくもない男を愛していることにされてしまったり、 学園の性欲処理役を義務付けられてしまったりと、 その方向性は被害者の尊厳を踏みにじる方向でまとまっているものの、 行動としては多岐に渡っており、公的な機関は事件に関連性は無いものとしてきた。 何より、傍目には被害者たちが自ら進んでそうしているようにしか見えないのだ。 だからなのか、ただ面白可笑しく脚色される噂や都市伝説の類が最も的を射ていた。 「きっと超能力者みたいなヤツがいて、男たちの欲望を叶えてやっている」のだと。

粛清の末、学生会々長のリョーコは、風紀を乱す不良どもを一掃した。 しかしその事が原因で資金繰りに行き詰った学園は、リョーコの親友であり学園のヒロインでもあるサクラを、 スポンサーへの生贄として捧げようとする。 サクラの純潔を守る為、リョーコは身代わりを申し出、不良共の慰みモノとなった。 エスカレートしてゆく欲望、荒れてゆく学園。 性奴会長へと堕ちた少女へと与えられる恥辱の数々。 果たしてリョーコは、快楽に屈する事無く、サクラを守り通せるのか？ 結末は……神のみぞ知るばかりである。

つるみくの名作『逆王道』がお手頃価格の普及版として発売！ 朝、窓から侵入して起こしてくれる隣家の幼なじみ。登校中、曲がり角でぶつかる転校生。 そんな恋愛の王道展開を……ぶち壊して凌辱作品に仕上げてしまう本作品！是非お楽しみください。